2013年12月15日日曜日

アクセラ 15C に試乗してきた

(2016年8月追記:マイナーチェンジしたアクセラ試乗の感想はこちら
今回はガソリンエンジンのアクセラ(AXELA 15C)に試乗してきました.
(デミオXD試乗の感想はこちら)
エンジンはSKYACTIV-G1.5,トランスミッションはSKYACTIV-DRIVE,ボディはスポーツ,カラーはチタニウムフラッシュマイカのモデルです.
まずは外観をみてみましょう.
フロントから


グリル部分に近づいてみます
ドアミラーはこんな感じ

次にリアを見てみましょう.

ノーマルだと見た目がちょっとものたりない感じを受けるので購入するときにはエアロパーツを加えたくなりますね.

そしてスポーツタイプには,アンテナがつきます.

ハッチを開けてトランクを見てみましょう.
ハイブリッドセダンより容量がありますね.リアシートを倒せば室内までさらに長いものが収納することができます.

ステアリングをロックするまで左にまわしてみました.
 左フロントはポジティブキャンバーがつきますね.
でも右フロントはキャンバはほぼゼロです.
さて走行時の感触はどうなんでしょう.
その前にインテリアを確認
インパネはハイブリッドと同様単眼メーターはスピード表示でした.
ちなみに15Cグレードではアクティブドライビングディスプレイがありませんでした.
あ,それからパドルもつきませんのでマニュアルモードにするにはシフトレバーをDレンジから右に入れてシーケンシャルシフトの操作になります.
(ボクの愛車はHパターンの6MTなので,Iパターン操作がどうしても馴染めず,パドルが使えないときはDレンジに入れっぱなしです.)

ドアにはドリンクボトルを入れるポケットがあります.
ちょうど水筒を持っていたので入れてみました.
うーん,運転しながらは取り出せないでしょうね.信号で止まった時に飲む感じでしょうか.
センターコンソールをあけると→ピンぼけになります(すいませんすいません.写真の腕が…orz),ではなくてUSBポートやSDスロットが見えます.
SDはナビを使用するときにナビ用のSDカードを挿します.
USBポートはスマートフォンやiPod Touch,USBメモリなどを接続して,デバイスに格納されている音楽ファイルを再生することができるようです.
(USBメモリは,すべてのUSBメモリで再生可能であることは保証できないそうです.規格も品質もいろいろありますからね.)
あと,コンソールを閉めた時に干渉するような形状のものは当然だめでしょうね.

と一通り確認したところで走行開始です.
SKYACTIV-DRIVE は前モデルのアクセラやCX-5,アテンザで経験しているので,もうATなのにダイレクト感がある!などの驚きはありませんでした.

ハンドリングはハイブリッドに乗ったとき以上に回頭性が良く感じました.ちょっと及び腰になるようなロールなどもなくスイッスイッと曲がってくれます.
ステアリングの感触はちょっと軽く感じますけどきちんとフィードバックもあるので違和感は無かったです.
また,試乗したルートの途中に道路工事で仮舗装の段差がありましたけど,それを乗り越えたときは,しっかり路面の凹凸は伝えてくれるんですけど,嫌な跳ね方は感じなかったです.

ブレーキは踏んだときのフィーリングはいいんですけど,急にバックトルクが増えたりして多少違和感がありましたね.
同乗していた営業の人が前に振られることが何回かありましたので,様々な状況におけるペダルの踏み加減を学習しないと同乗者の気分が悪くなるかもしれません.
試乗しているときにはi-ELOOPが動いてエネルギー回生しているのかなぁって思ったんですけど,カタログみると15Cにはi-ELOOPは搭載されてないってことなので,それは違うみたいです.Dレンジに入れっぱなしだったので,シフトダウンのタイミングとかだったかもしれません.

最近のマツダ車で一番のお気に入りはサイドミラーに並走車が居ることを示してくれるRVMですね.
死角に車が居る場合でもランプで教えてくれるし,そちらへ向けてウィンカーを出すとアラームで教えてくれるので,大変助かります.
個人的には自動ブレーキなんて不要で,こういう情報が増えてくれる方が嬉しいです.
車が人を乗せるのではなく,人が車に乗るという関係は絶対に譲れません.

運転する感覚も大事で,さらに軽快にエコに使いたいけどハイブリッドはちょっと…,という方にはおすすめできると思います.

以上,アクセラ15Cの感想でした.

2013年12月7日土曜日

アクセラ ハイブリッドに試乗してきた

(2016年8月追記:マイナーチェンジしたアクセラ試乗の感想はこちら
今日はアクセラハイブリッドを試乗してきました.
試乗車の外観はこんな感じ(写真はいずれもクリックで拡大します)
正面から


正面上から

CX-5/アテンザに続く「魂動」デザインですね.
ボディカラーはディープクリスタルブルーマイカ,グレードはHYBRID-S L Packageです.

エンジンルームはこんな感じ
右側MGUに接続されているオレンジケーブルは高電圧のためユーザーは触れません.販売店の中でも資格を取得している整備士しか触れないそうです.
左右上部に見えるのはサスペンションの取り付けですね.
しっかりストロークをとっているようです.
ハイブリッド用の電池はトランクルームに収納されている,とカタログにはありました.
このへん
まあ自分で触ることはないですよね.
続いて車内.
まずはインパネ

ハイブリッドだしCVTなのでメーターはスピードメーターになってました.またシフトポジションの表示もありません(出しようがない)
そして目線を動かさずに運転に必要な情報を表示するディスプレイ
ナビで目的地の設定をしておくと,ルート案内(何m先を左折とか)もでます.
後ろの席からステアリング周りをみるとこう↓
ハイブリッドはトランスミッションがCVTなので,ステアリングの裏にパドルはありません.

センターコンソールはプリウスでおなじみのスイッチ類(ご存知の通りハイブリッド機構はトヨタからの技術供与なので)
試乗の最後,駐車場へ入れるときに何回か折り返したんですがRとDの切り替えが面倒くさかったです.プリウスユーザーの人は不満じゃないのかな?
あとパーキングブレーキがスイッチっていうのも馴染めないなぁ….

そして運転席側のドアポケット
ここは最近のマツダ車と同じですね.

ひと通り確認したらエンジン始動っていうかスイッチON.
なんというか車を始動したというより大っきな電子機器のスイッチを入れた感じ?慣れが必要ですね.
モーター駆動により走行開始.
クリープは若干弱めっていう印象.(エンジン始動したら違うのかなぁ)
アクセルペダルの踏みしろと加速感がいまいちリンクしてない気がしたけど,もうちょっと踏み込んでも良かったのかな?
トランスミッションはCVTなんだけど,モーター駆動だったのでこちらのほうはいつも感じる違和感はなし.エンジンよりモーターのほうがトルクがリニアに発生するしCVTとの相性がいいのかな.
エンジン走行だと回転数と加速感の違いが大きくて気持ち悪いしね.

ブレーキに関しては流石マツダというカッチリ感.
エネルギー回生しているっぽい音もしつつ減速フィーリングは良かった.
スロットルオフにした時の減速感はそんなに感じなかった.
その場合でもエネルギー回生しているんだけど,あんまりバックトルクを掛けないようにしているのかな.

ハンドリングに関してはそんなにハードな運転はできなかったけど(公道だから当たり前),回頭性が良く思ったとおりに曲がってくれる印象.

全体として街なかをキビキビと動きそれでいてエネルギーは効率よく使いたい,という人にはぴったりの車だと思います.
(高速道路を長時間走行する人には,この車だけじゃなくすべてのハイブリッド車が,特性として合わない)

以上,ハイブリッド試乗の感想でした.

2013 Rd18 アメリカGP & Rd19 ブラジルGP

シーズンオフになってだいぶ経ちましたけど,作ったので載せておきます.

まずはアメリカGPのラップタイム

そしてギャップタイム

次にブラジルGPのラップタイム


そしてギャップタイム


ああ,これで安心して来シーズンを迎えられます・笑
それでは!

2013年11月4日月曜日

2013 Rd17 アブダビGP

昨日開催されたF1アブダビGPのグラフを描いてみました.
いつもどおりトップ10ドライバを抽出しています.
まずはラップタイムから(クリックで拡大)



ベッテル独走のグラフはすっかりお馴染みになりましたね.
とくに第二スティントの立ち上がりは別次元ですね.
アロンソは第二スティントをミディアムで長めに走ったんですが,途中でトラフィックに捕まってペースを落としてますね.タラレバになりますが,こうなるならミディアムスタートで残りをソフトで走る3ストップという作戦でピットシーケンスをずらして,トラフィックに捕まらない位置で飛ばしたほうが良かったのかもしれませんね.

続いてギャップタイム(クリックで拡大)



こちらもお馴染みの,ベッテルの全周リードラップのグラフです.
ギャップが大きいためレンジを広くしないと後ろの方の人たちがカバーしきれません.
フォース・インディアが二台とも1ストップの作戦だったのですね.
スペック変更された後半のタイヤの理解がすすんだんでしょうか.
コンストラクターズチャンピオンシップでマクラーレンの上にいけるか楽しみですね

次はCOTAで開催されるアメリカGPです.


2013年10月28日月曜日

2013 Rd16 インドGP

インドGPのラップタイムとギャップタイムのグラフを描きました.
トップ10ドライバーを抽出してます
まずはラップタイム(クリックで拡大)
見事な右肩下がりになってますね.
特徴的なのはベッテルの第二スティントと第三スティントの序盤が突出していること(それ以降は無線で抑えるように言われちゃったしね)ですね.一人だけとんでもないペースですね.
あと超ロングスティントを敢行したキミのタイヤが崖を超えちゃったことがはっきりと見て取れますね

次にギャップタイム
こちらでもベッテルのラインが他ドライバーを横切っていてばんばん抜いていることが判りますね.
前回の日本GPといい今回のインドGPといい,コース上で抜くレース戦略を採用するあたり,なにか変化でもあったのでしょうか.
(あるいは自分たちのペースとライバルのペースを完全に読み切ったのかなぁ)

チャンピオンがもう決定してしまったので,残り3戦のレースはどうなるんでしょうね.
金曜日は来年の重量制限にあわせて走行したりするんでしょうか.
テストパーツもレースマイレッジを通して確認できるのですから,レースに投入してもいいかもしれませんね.

といってもアブダビGPはすぐそこだし,これまで通りのレースなんでしょうね.

2013年10月14日月曜日

2013 Rd15 日本GP

日本GPのデータをグラフに描いてみました
トップテンフィニッシュのドライバーを抽出しています.
まずはラップタイム(クリックで拡大)
序盤はグロジャンが逃げをうち,レッドブル勢は若干様子見というか戦略変更しフォローしていく展開
そのあとはウェが3ストップに戦略変更したので,ハイペースを維持してますね.
後ろの方ではバトルを繰り広げていたのかタイムはあんまり安定してないのかな.
そんななか真っ先にピットインしたバトンは2回目のピットストップまでは,タイムの落ちかたが激しいですね.

そしてギャップタイム(クリックで拡大)
こっちでみるとどういう集団で走っていたか一目瞭然.
レッドブルのファーストスティントはグロジャンをフォローする展開でベッテル・ウェが最後のピットストップ後にグロジャンへ襲いかかってます.
その後ろではロズベルグ,ヒュル,アロンソ,ライコネンが肉弾戦を展開.
第二スティントに入ったところで表彰台は狙えそうもない雰囲気になってますね.

チャンピオンシップはついにベッテルが王手を掛けた.
前戦まで踏みとどまっていたライコネン,ハミルトンがここで脱落し,計算上,可能性が残るのはベッテル,アロンソだけになりました.

二人のギャップが90ptsなので,アロンソはインドGP終わりで16pts以上を縮めないとチャンピオン決定になります.
条件は,
(1)ベッテルの順位に関係なくアロンソ3位以下で決定
(2)アロンソが優勝ならベッテル5位以上で決定(→つまりアロンソの順位に関係なく5位に入れば決定)
(3)アロンソが2位ならベッテル8位以上で決定
になります.
インドGPは過去2回開催されていますがいずれもベッテルのポールtoウィンなんですよね….

いよいよその時が近づいてきました.

2013年10月8日火曜日

2013 Rd14 韓国GP

韓国GPのデータをグラフに描画しました.
トップ10フィニッシュのドライバを抽出しています.
今回はなんとレッドブル,ロータス,メルセデス,フェラーリ,マクラーレンで上位をほぼ独占,唯一スーティルにぶつけられてマシンを焼損してしまったウェだけがリタイアしヒュルが大健闘の4位フィニッシュという結果でした.
ということで,まずはラップタイム(クリックで拡大)


そしてギャップタイム(同上)


さて,ポイントスタンディングは
ベッテル 272pts
アロンソ -77pts
ライコネン -105pts
ハミルトン -111pts
ウエーバー -142pts
ロズベルグ -150pts

になりました.
残り5戦となり満点で125ptsしかとれないのでウェ,ロズベルグはここで脱落ですね.
ライコネンとハミルトンは鈴鹿の終了時点で100点よりもギャップを縮めないと脱落ですね.
そしてアロンソも23点差をつけられるとチャンピオン決定になるので,条件としてはベッテル優勝&アロンソ9位以下になります.
ベッテルの優勝は十分有り得るけれど,たとえフェラーリがロータス,メルセデスに遅れをとったとしても7位には入ると思われるので,チャンピオン確定はインドGPですかねぇ.

ま,チャンピオンの行方はともかく年に一度の日本GPは楽しみたいですね!

2013年9月23日月曜日

2013 Rd13 シンガポールGP

シーズン終盤のフライアウェイ・ラウンドの初戦,シンガポールGPのラップタイムとギャップタイムのグラフを描いてみました.
(今回もトップ10フィニッシュのドライバを抽出)

まずはラップタイム(クリックで拡大)

ベッテルのラップタイムだけが突出してますね….
あとSC中にタイヤ交換してそのままフィニッシュした人たちの落ち込み具合が激しいですね.
でもライコネンはずっとバトンのペースに付き合わされちゃったけど,その分タイヤはセーブできたみたいで他の人より最終盤のペースはわるくないですよね.

続いてギャップタイム(同)

こちらでもライコネンがバトンを抜いてからの傾きが緩くなっていることがわかりますね.
それにしてもベッテルはたったの17周でピットストップ分のギャップを作っちゃって本当に吃驚のペースですね.
SC が入らなかったら全員をラップダウンできたんじゃないでしょうか….

さて,ポイントスタンディングは
ベッテル 247pts
アロンソ -60pts
ハミルトン -96pts
ライコネン -98pts
ウエーバー -117pts
ロズベルグ -131pts
マッサ -160pts
になりました.
残り6戦となり満点で150ptsしかとれないのでマッサ,グロジャン,バトンはここで脱落ですね.
ロズベルグはギリギリ踏みとどまっているけれど,韓国GPでギャップを6pts以上縮めないと脱落ですね.
ウェもちょっと厳しいかも.

アロンソとの60ptsのギャップはアロンソが残り全勝でベッテルがすべて3位だと,同ptsだけど勝利数で8勝vs7勝になるのでアロンソのチャンピオンというギャップ.
つまり自分とベッテルの間に常に他の人も入ってくれないとどうしようもないという状況ですね.

カウントダウンすると,
日本GP終わりでギャップをさらに40pts広げられると終戦.
(同ポイントの可能性が残るけど勝利数で上回れない)
ただアロンソの粘り強いレースを考えると可能性は低いでしょうね.

インドGP終わりまでに15pts広げられるとそこで終戦.
例えば韓国,鈴鹿,インドをベッテル→アロンソの1-2フィニッシュになると21pts広がるので決まり.

アブダビGP終わりだと,今から10pts以上縮めないとそこで終戦.
これには相当の幸運が要るでしょう.

ということで今のところインド・アブダビあたりの戴冠が有力でしょうかね.

次は韓国GP. いつもより早い時期の開催になるけど観客は入るんですかね?いろいろ気になりますが2週間後に!

2013年9月10日火曜日

2013 Rd12 イタリアGP

まさかまさかのベッテル圧勝だったイタリアGP
夏休み明けのこの連戦で連勝するとは,恐れ入ったと言うしかないですね.
そんなイタリアGPのチャートを描きました
トップ10フィニッシュのドライバーを抽出です
まずはラップタイム(クリックで拡大)

殆どのドライバーがワンストップ作戦をとったフラットアウトなレース.
終盤はレッドブル勢のトランスミッションに危険な兆候が出ていたということでペースは落としているけどそれまでは快調に飛ばしてますね.
あとヒュルとマクラレン勢もいいペースで周回しているので,ここのサーキット特性がうまく弱点が隠してくれたんでしょうね

つぎはギャップタイム(クリックで拡大)

ベッテル→アロンソのギャップがタイヤ交換前と後で4秒くらい拡がっているんですよね.アロンソがラップリードしている間はミディアムで引っ張っていたので,実はフェラーリはハードタイヤを長持ちさせることが難しかったということなんでしょうか.

ポイントスタンディングは,ベッテルが222点に伸ばす結果になりました.
のこり7戦,満点獲得で175点になるのでチャンピオンの可能性が残っているのは
アロンソ-53点
ハミルトン-81点
ライコネン-88点
ウェ-92点
ロズベルグ-118点
マッサ-149点
グロジャン-165点
バトン-174点
まで,ディ・レスタ以下はチャンピオンの可能性が消滅.一気に篩にかけられましたね
そしてマッサ,グロジャン,バトンは次のシンガポールの結果次第で消滅のピンチになりますね.

カウントダウンすると(今2位のアロンソをベースで考えて)
韓国GP終わった時点(残り満点で125点)ではどういう結果になっていても,まだチャンピオンは決まらない
鈴鹿が終わった時点で残り4戦,満点で100点なので,シンガポール+韓国+鈴鹿で48点差をつけられると決定(ちょっと現実的じゃないか)
インドGPならその前の4戦で23点差をつけられると決定(十分あり得る)
アブダビなら今の点差を縮められなければ決定(実際にはここかな)
といったところ.

さて,次はシンガポールGP.今回のイタリアGPは平均時速240Kmオーバーの高速レースだったけど次は平均時速150Kmちょっとの2時間レースの長丁場.加えてここのレースはセーフティカーもよくでていたので,実力だけではない色んな要素を誰が味方につけて,どこが巻き返してくるのか楽しみ.

2013年8月26日月曜日

2013 Rd11 ベルギーGP

ベルギーGPのラップタイム,ギャップタイムを描画してみました.
トップ10フィニッシュのドライバーを抽出しています.
まずはラップタイム(クリックで拡大)
第一スティントはアロンソ,ハミルトンともにベッテルと遜色ないタイムを計時しているけど,第二スティント以降はベッテルのタイムは圧倒的ですね.
あとバトンは第二スティントはほとんどタイムは落ちていないので,第一スティントがもう少し引っ張れれば面白かったのに,という気がします.
(どうやらプラン'A'は2ストップストラテジのようでしたが)

続いてギャップタイム
こちらでも第一スティントのアロンソ,ハミルトンはほぼ水平に推移しているのでペースは悪くなかったと言えますね(ベッテルがコントロールしていた,ということかもしれませんが)
第二スティント以降はセーフティカー導入や天候の変化があっても良いようにベッテルがペースアップをしたのかもしれないですね.(途中ロッキーからそういう内容の無線も飛んでましたし)
そしてバトンのギャップをみると,飛ばしているベッテルとの差が開かないのでやっぱり序盤でプランBに変える手はなかったかなぁ,という気もします.
ともかくマクラーレンにも光が射してきたのかもしれませんね.

さて,チャンピオンシップをみると,残りが8戦
最大で200ptsなので,計算上では全員チャンピオンの可能性はまだ残っています.
ただし1-2位の差7ptsを考えると,56pts以上離されてしまったハミルトン(58pts差)以下は厳しくなった気がします.
条件を1-3位で考えると80pts以内,つまりライコネン(63pts)まではぎりぎり圏内,ウェバー以降はほぼ脱落と考えていいのかもしれません
いずれにしろタイトルコンテンダーはだいぶ絞られましたね.

さて次はヨーロッパラウンド最終戦,フェラーリのお膝元のモンツァです.
日本人にとってビッグサプライズな発表はあるんでしょうか.
楽しみです.

2013年7月30日火曜日

2013 Rd10 ハンガリーGP

シーズン折り返しのハンガリーGP
今回もタイヤが壊れる心配のないフラットアウトなレースで,とても見応えがありましたね.

ということでグラフです.今回はトップ7を抽出しました
まずはラップタイム
終始ハミルトンが安定したタイムを刻んでますね.
PPスタートから常にクリーンエアで走ることが要因ですね.
ベッテルも良いタイムは出すんですがルイスには敵いませんでした.

続いてギャップタイム
ベッテルが第2スティントでバトンに詰まりルイスとのギャップが開いていく様子がわかりますね.ここが勝負の分かれ目(スタートで二位にとどまったことも含めて)だったかな.

シーズンも残り9戦ということでポイントも確認
一応まだ全ドライバーが計算上はチャンピオンの可能性は残していますね.
しかし現実的には,1位と2位のポイント差✕残りレース数=63ptsなので,現在のベッテルの172ptsから63ptsを引いて109pts以内がチャンピオンの可能性を残していると言えるでしょう.

そうすると現在ランキング5位のウェが105ptsなので,124ptsの4位ハミルトンまでが可能性を残していると考えます
(ウェが残りレースを全部勝っても,ベッテルが2位に入り続ければ逆転できない)

さて夏休みを挟んで次はベルギーGPですね.
スパ王の優勝がみられるのかとても楽しみです.

2013年7月9日火曜日

2013 Rd09 ドイツGP

ドイツGPのラップタイムとギャップタイムを描画しました.
今回は気温も路面温度も高くなりロータスの長所が存分に発揮できるレースとなりベッテルを交えた三つ巴の戦いで,チェッカーが振られるまで手に汗握る面白いレースでしたね.

ということでまずはラップタイム

そしてギャップタイム

各車,各ドライバーの特徴がよく現れたレースだった気がします.
すぐダメになっちゃうタイヤじゃなくても充分に面白くなるんじゃないの?>ピレリさん

次は二週間のインターバルを挟んで(途中シーズン中のテストが実施されるけど)ハンガリーGPですね.
メルセデスはテストに参加できないし次のハンガリーも例年だと暑いレースになるのでちょっと辛くなるのかな?

テストによってどう勢力図が変わるのか楽しみですね

2013年7月2日火曜日

2013 Rd08 イギリスGP

今回のイギリスGPは,タイヤが破裂しないか心配でラップタイムどころじゃなかった感じですが,一応グラフを描いてみました.
今回はレッドブル勢,メルセデス勢,アロンソ,ライコネンの6人をピックアップしてみました.
まずはラップタイム
うーん,ベッテルがストップする前からライコネンのタイムはかなり厳しかったですよね.やっぱりタイヤ交換しておくべきだったんじゃないでしょうか.

そしてギャップタイム
ロズベルグ以外はかなり後方からの追い上げになったのでダイナミックなグラフになりました.

さて二週連続開催だと,タイヤの手当もどうしようもないですからね.いったいドイツGPはどうなってしまうんでしょう.
また,「7月に勝てない男」というジンクスをベッテルは打ち破ることができるんでしょうか.
注目ですね.

2013年6月10日月曜日

2013 Rd07 カナダGP

カナダGPのラップタイムとギャップタイムをグラフにしてみました.
いつもどおりトップ10を抽出です.
まずはラップタイムから(クリックで拡大)
なんかずっと右肩下がり,つまり周回ごとにラップタイムが向上していってますね.その中で2つのグループに大別できるのはワンストップ組とツーストップ組なのかな?

そしてギャップタイム
ぜんぜんベッテルが映らないなぁと思っていたんですが一人旅に加えてアロンソがウェやルイスとバトルしていたからなんですね.
それにしてもワンストッパー組は離され方が半端ないですよね.
今回はツーストッパーが正解だったということなんでしょうか.

今回の勝利でベッテルは通算29勝目.
マンセルの記録31勝は目の前なので今年中に並ぶか追い越すかするんでしょうか.
(ちなみにアロンソは32勝なのでうかうかしていると並ばれるかも)

次はシルバーストーン.やっぱりベッテルvsアロンソの勝負になるんでしょうか.
楽しみです.

2013年6月8日土曜日

望遠レンズをゲットした

これまで使っていたレンズはカメラ本体を購入した時についていた 14-42mmのズームレンズ.
一年ちょっと使ってきてちょっと物足りないときもあると感じ始めたのでパナソニックのこちらのレンズを購入してみた.
本体はオリンパスの E-PM1 なので装着するとかなりごつい感じに…
(Twitter に投稿した写真.隣のレンズはこれまで使用していたもの)

早速これを持って散歩にいってきました.
これまでは頑張ってズームして

↑だったものが

↑な感じに.
他にも
と近寄れる….
鳥だって
ズームできちゃう.
おや?食事ですか?何が居るんだろ…?
小魚が沢山いたけど,これを捕食していたのかなあ.

カメラで撮るのが一段と楽しくなってきたよ!
レンズコレクタにならないように気をつけなきゃ(苦笑)