2011年7月31日日曜日

青木繁展 at ブリジストン美術館

八丁堀方面でちょっと用事を済ませたあと、ブリジストン美術館に行き青木繁展を見てきた。

かってに破天荒な人物と想像していたのですが、展示されている初期の頃の作品はそんなイメージのものが多い。
破天荒というかなんというか、画業に対する「餓え」をそのまま作品の上で表しているような感じ?
その代表的な絵が「海の幸」のなのかな…。
海の幸の中で一人だけ、日焼けもせず視線をこちらに向けた人物がいたのにはちょっと違和感を覚えた。
そういう複雑な感情を喚起させることが狙いだったんだろうけど。
(つーか、顔だけ女性だしね)


わだつみのいろこの宮」は「餓え」が直接に表現されるような荒々しさは感じられなかったけど、独特の世界観があってとっても魅力的な作品。この絵、好き。


その他にも「黄泉比良坂」とか素敵な作品が多く展示されてます。

特に、海を描いている絵はじっと見ていると波が唸り始めてくるような錯覚を覚えるような迫力があった。

そして、グッズはいつもどおり図録とポストカードとクリアファイル。
あッΣ(゚Д゚)「黄泉比良坂」のポストカード買い忘れたorz

と、とにかく行ってみて損はないよ。

2011年7月25日月曜日

F1 第10戦 ドイツGP

今回はコンディションとしては、あれれ?な感じだったけど、進行としてはノーマルなレースでグラフの作りがいもあるもんだ。

ってことでまずはトップ3のウェvsハミルトンvs眉毛。
(クリックで拡大します)


なんかそれぞれのキャラクター通りのタイムの出し方で絡み合ったレースで面白かったけど、第3スティントでウェがちょっと離されてしまって、どうも今年まだ勝てていないのはその辺に理由(主に気持ちの問題?)があるのかも。

次はチャンピオンシップ独走中のベッテルと今回は仕事したねッて褒められそうなマッサッサ。
予選でフロントローに並べなかったり、スタートを失敗したウェにスタートダッシュを邪魔されたり、ダートまではみ出しちゃってスピンしたり散々だったベッテル。
ラップタイムを見ると、ずーーーーーっとマッサに抑えられちゃったイメージ。
「追いかけるベッテルは怖くない」と揶揄されるらしいけど、スピードトラップの結果が示すように、RB7 のセッティングが先行逃げきりになってるからじゃないの?
レシオも長めにして、トップスピード重視にセッティングも振れば、そりゃオーバーテイクも可能だけど、KERSの容量が少なく(という噂)、DRS使ってソフトリミッターが作動しちゃう設定だとオーバーテイクも難しいよね。

次は可夢偉とペトロフと顎野郎。
可夢偉がポイントとるためには良い戦略だったのかな。上手くルノーを抑え込めたしね。
でも戦略で工夫しないとポイントが取れないっていう状態だとやっぱり厳しいよね。
普通に3ストップして7,8,9位くらいを争えるくらいのペースが欲しいなぁ。
もうちょっと、燃料が軽くなったときのペースが上げれられるといいのかなぁ?

全般的に今回はタイヤがコンサバな反応を示してたのかな。気温が低かったせいかも。
次のハンガリーはS+SSというタイヤと中速コーナーの連続というサーキット特性で、ベッテルが一人旅になるのか、アロンソとハミルトンが着いて来るのかが実に楽しみ。
タイヤに厳しいウェはちょっと辛いだろうなぁ。昨日のレース後のトップ3インタビューでも目に生気がなかったしね。

さてチャンピオンシップに目を向けると、
残り9戦を全勝で225ポイント取れるのに対し、ベッテルが216ポイントだから、まだまだ全員に可能性がある。一応数字の上では。
あ、シートがないインド人二人は脱落ね。
自力チャンピオンが可能な人ってことだとベッテルとランキング2位のウェの差が77ポイントだから、ベッテル以外自力チャンピオンの可能性はないことに変化なし。((25-18)*9)=63ポイントだからね。
チャンピオン決定時期も 77 / 25 = 3 あまり 2 だから後ろ3レースが消化試合ということにも変化なし。

ランキングの逆の順位でゴールしたことが、ベッテルに取っては不幸中の幸いだったかな。
(逆に2位ウェ=139pts、3位ルイス=134pts、4位眉毛=130ptsとランキング2位争いは混戦)
願わくば2009年のようなチャンピオンがシーズン後半に勝利なしとか情けないことにならないようお願いしたいもんだ。

2011年7月16日土曜日

「パウル・クレー おわらないアトリエ」展に行ってきた

竹橋にある国立近代美術館で開催中のクレー展。
今月から、金曜・土曜は20:00までの開館時間延長サービスが復活したので、18時頃に美術館に入館。
残りあと三週間というタイミングだったので混雑も覚悟(「美の巨人たち」や「日曜美術館」でも紹介されていたからね)していたんだけど、自分のペースで見られるくらいの余裕はありました。
(ヨカッタ、ヨカッタ)

あと、作品保護のために空調を低めの温度に設定してあるので羽織るものを持参してね、という注意書きがあったのでカーディガンを持っていったんだけど、そこまで寒くはなかったかな。
むしろ 28 度に設定してある職場のほうが直接風が当たるので体に悪い気がするよ。

そして、いざ、入場。
クレーの絵はなんだろうね、もちろん技法的な特徴もあるし題材も特徴的なんだけど、アレは美術作品じゃなくて美術作品の設計図なんじゃないかなっていう感想を持った。
なんというか建物を設計するときの直接完成物が想像できるようなものじゃなくて、電子回路やソフトウェアの設計図のように動作がイメージできるようなものっていうのかな、頭の中に生じる何か、というもの。
もちろん設計ルールはクレー本人の気持ち次第。
クレーがこんなモノを見てみたいなっていうものを表すための設計図としての絵なんじゃないかなぁと。
だからいろんな技法も駆使したんじゃないかな。

…って途中までそんな感想を持っていたんだけど、順路の最後のほうでは緻密な描写だったり、はっとさせられる抽象画があったりして、わかった気になってしまっていた自分が恥ずかしくなっちゃいました。
懐の深い画家です。

もっとクレーの絵がみたいな、と思ったら2-4階にある常設展示に行くといいよ。
数作品は展示されてるからwww。

他に「美の巨人たち」で先月に特集していた「絵画の美女シリーズ」で紹介されていた安井曾太郎の「金蓉」も展示されているから、気になる人は常設展示も要チェックですょ(クレー展のチケットで常設展も見られます)
自分は閉館ぎりぎりになっちゃったので若干早歩きで常設展の方は廻りました。

またグッズ買いすぎたヽ(´▽`)ノ♪

Skyactive 搭載の Demio を試乗

先週の日曜日、愛車を購入しその後もメンテナンスをしていただいているショールームで、新型デミオの試乗フェアを開催していたので、お言葉に甘えて試乗してきた。
(新型デミオのサイト)

インパネの中に積算の燃料消費率のメーターがあるんだけど、まだ 15Km/リットルだったので「これじゃまずくない?」って聞いたら、担当の人もすでに問い合わせていて、「おろしたてはそのぐらいの数値が表示されちゃうけどこれから徐々によくなっていくから安心して」と開発サイドから回答を貰っていますとのこと。
試乗車が届いたときには7Km/リットル程度だったらしい(それならオイラの愛車と変わんないしwww)。

そんなこんなの説明を受けたあと、いつもの試乗コース(新車が出るたびに試乗させてもらっているのでコースはもう覚えた)へ繰り出す。試乗コースと行っても専用コースじゃなくて一般道だよ、念のため。

よく考えたら人生初のCVT車の運転で、独特のエンジン回転数と車速の違和感をはじめて味わったwww。
大人気のハイブリッドカータイプのエコカーと違ってバッテリーもないし、車重にもこだわった設計になっているようで急に目の前で客を乗せるために止まったタクシーを避ける時も軽快に避けられたし、ブレーキング時もすっと止まれる。ロードノイズも適度に拾う感じでしっかりした印象だったよ。

また、コンパクトカーなのに運転席に座っても右側にも余裕を感じられる、空間のつくりが上手い内装だった。
この前試乗させてもらったロードスターなんかよりも余裕がある気がしたよ。
ただ、シートはベンチ風なのでちょっとホールド感が乏しいし、後部座席もアクセラみたいにバケットタイプでも良かったんじゃないかなって気がした。(それだと5人乗りにはできないんだけどね)

それから1.3リッターはちょっと非力かな。坂道とかではちょっともたつく感じがあったしね。
まぁその辺は乗用車に何を求めるのかって点で違うので、欠点という気はない。

と堪能しながら試乗コースを一周してショールームへ戻すところで大失敗。
自分の車(MT車です)の場合は、クラッチ切って惰性で歩行者や自転車に注意しながらゆっきり進むんだけど、ついそのつもりで、左足でえいっとペダルを踏んだら…もちろん急ブレーキがかかるよね。助手席から悲鳴が聞こえちゃったし…。
自分でもなんで止まったか一瞬理解できなかったしwww。

幸いなことに後続車も居なかったし、歩行者も自転車も居なかったのですべて無事だった。もちろんエアバッグも出なかったよwww。

まぁまぁ自分の失敗はともかく、あの価格であの燃費のコンパクトカーというのはいい選択肢だと思いました。

2011年7月14日木曜日

F1 第9戦 イギリスGP

イギリスGPのラップタイムとギャップタイムをチャートにしてみた。
といっても…可夢偉が不運な結果に終わっちゃったのでトップコンテンダー以外は作る気を失っちゃったのでチャートは一枚だけ。
(クリックで拡大するよ)
レッドブルにピットミスがあったからオーダーが入れ替わったのはわかるんだけど、それ以降のアロンソのペースがいいんだよね。
エギゾーストブローの混乱の影響もあったし、ベッテルのタイヤがオーバーヒートしちゃうくらい特殊な路面コンディションが味方をしたのかもしれない。

チャンピオンシップに目を向けると残り10戦でベッテルが204ポイントだから、可能性で言えば全員にチャンスはあるんだよね。今回デビューしたリカードでも。
逆にベッテルと2位ウェのポイント差が80ポイントになっちゃったんで、なんと自力チャンピオンの可能性があるのはベッテルだけという言い方もできる。
実際には、80ポイント差なので最後の3戦が消化試合という言い方が現実的なのかな。

次戦のニュルもザウバーにとって相性は良い方だと思うので可夢偉に期待だ!

2011年7月1日金曜日

2011年 F1 第8戦 ヨーロッパGP

ヨーロッパGPのラップタイムをグラフにしてみたよ。
今回みたいに順調に進行するレースだとグラフも作りやすいよねッ。
なんか信頼性高いマシンは良くないとか言ってる人もいるみたいだけど、フラビオとかジャンにエンジンブローボタンを押してもらえば、信頼性の高いマシンのありがたみもわかるんじゃないのかなwww。
(あれ?フラビオに押されたことはあるんだっけ?)

冗談はさておき、まずはトップ3のチャート(クリックで拡大)
いやー拮抗してる。アロンソ頑張ってる。

次はベッテルに今シーズン、土を付けている二人とベッテルの比較。
なんかつらそうなグラフだね。次のシルバーストーンはチームにとってもドライバーにとっても負けられない地元。ベッテルそっちのけで二人で火花を散らすことはできんのか?
(それより間違えて旧ピットに入っちゃう人が出るかが楽しみ。アゴ兄貴とかケロケロはやりそうだよね)

そして、今回は不発だった可夢偉とそのライバルたち。
まぁ、マシンがダメダメでどうしようもなかったと納得したいけど、ペレスのペースを見ると、セットアップというより作戦面で後悔が残ってるかも?
まぁ厄払いと思ってシルバーストーンからまたポイントを取って行ってもらいたい。
なんつってもアゴアニキとは1点差だしね。なんとかランキングで上回ってほしいな。