2013年8月26日月曜日

2013 Rd11 ベルギーGP

ベルギーGPのラップタイム,ギャップタイムを描画してみました.
トップ10フィニッシュのドライバーを抽出しています.
まずはラップタイム(クリックで拡大)
第一スティントはアロンソ,ハミルトンともにベッテルと遜色ないタイムを計時しているけど,第二スティント以降はベッテルのタイムは圧倒的ですね.
あとバトンは第二スティントはほとんどタイムは落ちていないので,第一スティントがもう少し引っ張れれば面白かったのに,という気がします.
(どうやらプラン'A'は2ストップストラテジのようでしたが)

続いてギャップタイム
こちらでも第一スティントのアロンソ,ハミルトンはほぼ水平に推移しているのでペースは悪くなかったと言えますね(ベッテルがコントロールしていた,ということかもしれませんが)
第二スティント以降はセーフティカー導入や天候の変化があっても良いようにベッテルがペースアップをしたのかもしれないですね.(途中ロッキーからそういう内容の無線も飛んでましたし)
そしてバトンのギャップをみると,飛ばしているベッテルとの差が開かないのでやっぱり序盤でプランBに変える手はなかったかなぁ,という気もします.
ともかくマクラーレンにも光が射してきたのかもしれませんね.

さて,チャンピオンシップをみると,残りが8戦
最大で200ptsなので,計算上では全員チャンピオンの可能性はまだ残っています.
ただし1-2位の差7ptsを考えると,56pts以上離されてしまったハミルトン(58pts差)以下は厳しくなった気がします.
条件を1-3位で考えると80pts以内,つまりライコネン(63pts)まではぎりぎり圏内,ウェバー以降はほぼ脱落と考えていいのかもしれません
いずれにしろタイトルコンテンダーはだいぶ絞られましたね.

さて次はヨーロッパラウンド最終戦,フェラーリのお膝元のモンツァです.
日本人にとってビッグサプライズな発表はあるんでしょうか.
楽しみです.