2011年10月10日月曜日

2011年 Rd15 日本GP

日本のファンにとってのシーズンハイライト. 結果はこうなった.

 1 Button
 2 Alonso
 3 Vettel
 4 Webber
 5 Hamilton
 6 Schumacher
 7 Massa
 8 Perez
 9 Petrov
10 Rosberg
     :
13 Kobayashi


では, レースの経過をグラフでみてみる.
まずトップ3のチャート

第一スティントはいつもどおりのベッテルがどかっとリードを広げて, ギャップをコントロールするいつもの展開.
ところが第二スティントになるとバトンのペースがベッテルを上回る. アロンソも二人にはかなわないペースだけど巧くタイヤを労ってる.もうちょっと引っ張れればちょうどSC出動タイミングと重なってレースはアロンソのものになっていたかもね.
SCが戻ったあともバトンとアロンソのペースがよくベッテルはイマイチ.ベッテルはタイヤの内圧調整に失敗したのかウィングのアジャストが失敗したのかどっちだろ.あるいは路面温度が下がりすぎちゃってシルバーストーンみたいな力関係になったのか?
そう考えると今年1年を象徴するようなレースになったのかな.とにかく"対応者"のバトンの真骨頂を発揮したレースになったかな.


次に,"裏技"をつかって(と可夢偉独特の言い回しでチームのアピールを褒めていた)7番グリッドスタートの可夢偉



スタートはローンチのキャリブレーション(レヴとクラッチバイトタイミング?)に失敗したのかアンチストール・モードに入ってしまい, 可夢偉には珍しくポジションを失ってしまった.
それでもSCが出るまでは, オプションタイヤで良い感じのペースで走行しポジションを入賞圏まで挽回していた.
(一回目のピット作業は少しロスがあったみたい)
が, SC出動で戦術担当が慌ててしまったのか,残りが30周近くもあるのにプライム側のタイヤで走り切る選択をしてしまう.
まだまだ燃料も残っていて車も重いし, 路面温度は下がるしで, ハンガリーのリプレイか?と思うくらいつらいきついレース終盤になってしまった.
うーん, 車のアップデートは良かったかもしれないけど, 戦い方を見なおしてほしいな(っていうコメントもはじめてじゃない気がする…).

もう言うまでもないんだけど, ポイントスタンディングは

Vet 324
But 210
Alo 202
Web 194
Ham 178
となってヴェッテルのチャンピオンが決定.

次は韓国GP.セミ・トワイライトレース.
今日のレースを見ていると, 路面温度が下がった時のレッドブルのパフォーマンスがマクラーレン・フェラーリに比べて劣勢なのかなぁという雰囲気もあったので, アロンソの2年連続勝利とか,バトンの連勝というリザルトもありそうだ.
あとはチャンピオンのチームメイトが0勝で終わるのか?というところも注目かな?
(過去にそういうドライバーって何人居るんだろう…)

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