まずは,国立西洋美術館で開催中の「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」
こちらは「絵画/彫刻」と「素描」の2部構成になっていてそれぞれがほぼ時系列に作品を鑑賞できる順路になっている.
メインはやはりなんといっても「絵画の黄金時代」とタイトルがつけられているセクションだね.ベラスケス,ルーベンス,ヤン・ステーン,フェルメール,レンブラントの作品が並べられていて,それ一つずつでも展覧会が構成できちゃうよねっていう豪華さ.
なかでもやっぱりフェルメールの「真珠の首飾りの少女」(耳飾りじゃなくて首飾り,ね)はずーっと見ていたくなる魅力のある作品だった.
また,西洋美術館は常設展示の作品も豪華でロダンの彫刻や印象派の作品はもちろんのこと,僕の大好きなハンマースホイや藤田嗣治の作品も見ることができて大満足のひとときを過ごすことができた.
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つづいてはこちら,
(リニューアル前からこのオブジェってあったっけ?)
リニューアルオープンした東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」展
こちらの展覧会,やっぱり「真珠の耳飾りの少女」(こっちは,耳飾り,だよ)がメインになるよね.
この作品だけで一部屋を用意してあって,作品を近くで観たい人は遊園地の順番待ちのように仕切られた通路の中を立ち止まることなくゆっくりと歩いて作品の前を通る形式になっていた.(僕が行った時は比較的空いていたので並んでから作品までは15分くらいだったけど,そのあと会社帰りの人たちがどっと押し寄せてきて30分待ちくらいになっていた→でも土日は展覧会に入るまでで30分待ちらしいよ)
で立ち止まっちゃいけないってことなので,当然,作品の前にいったらカニ歩きでゆっくり歩くしか無いよね(美術館のスタッフも苦笑していた).
でも,哂われたってそれがどうした,と言えるくらいやっぱり魅力のある作品だったよ.
もう,涙が溢れそうなくらいだった.
他にもフランダースの犬で主人公が最後に見た,ルーベンスの「聖母被昇天」の下絵だったり,フランス・ハルスの「笑う少年」だったり,レンブラント,ヤン・ブリューゲルなど盛り沢山です.
そして,会場の外にはこんなものも↓
別角度から,
ちゃんと撮影前にはスタッフに「撮っても大丈夫?」と確認したよ.
で,いつもかう図録・ポストカードに加えて,こんなものも
真珠の耳飾りの少女バージョンの虎屋の羊羹のミニサイズ.
まだ頂いてないので今晩のデザートにしよう.
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