2012年7月23日月曜日

2012 F1 ドイツGP

えー今回のドイツGPは久しぶりに可夢偉が普通のレースをしてくれたので,そのへんにフォーカスして感想を….(いや,いつもどおり,か・笑)

まずはラップタイムのチャートから(クリックで拡大)
ここ数戦の傾向として,燃料搭載量が減っていくにしたがって,ラップタイムは向上していくようになってきた感じ.
これは各チームタイヤの使い方がわかってきた,ということなのかな….
そうは言ってもタイヤ交換前には少しタイムが落ちているけどね.

このチャートで特筆すべきはやっぱり第二スティント以降の可夢偉のペースでしょう.
前を走っている連中と遜色ないし,最終スティントはほぼ最速をキープだしね.
で,ギャップタイムに目を移してみると(クリックで拡大)
可夢偉は第一スティントの途中からずっと傾きを水平に保ち,第二スティントはほぼ水平をキープしたまま何本も線を横切り(つまりオーバーテイクしているってこと!),最終スティントはどんどんギャップを詰めていってるんだよね.

こういうデータを見ちゃうと,川井ちゃんじゃないけど「もっと前からスタートしていればね」って言いたくなるよねェ.
それでも,今回で悪い流れは断ち切れたので,これからどんどん良いレースをしていってもらいたいな.
次のハンガロリンクはむしろホッケンハイムよりもクルマの相性はいいと思っているんだよね.(なかば希望なんだけど)
ベッテルやレッドブルに対するゴタゴタとかはまぁ色々感じるところはあるけど,あれでしょ?結局 FIA はフェラーリにタイトルを取って欲しいんでしょ?(FIA というより JTさんが,かな・笑)
で,ポイントスタンディングのおさらい
まずはドライバーズランキング

PsDriverNatPts
1Fernando AlonsoESP154
2Mark WebberAUS120
3Sebastien VettelDEU110
4Kimi RaikkonenFIN98
5Lewis HamiltonGBR92
6Nico RosbergDEU76
7Jenson ButtonGBR68
8Romain GrosjeanFRA61
9Sergio PerezMEX47
10Kamui KobayashiJPN33
11Pastor MaldonadoVEN29
12Michael SchumacherDEU29
13Paul Di RestaGBR27
14Felipe MassaBRA23
15Nico HulkenbergDEU19
16Bruno SennaBRA18
17Jean-Eric VergneFRA4
18Daniel RicciardoAUS2
恒例の(1位-2位の得点差の7点)x残り10戦=70点,という数字あそびをしてみると,タイトルチャンスは5位のハミルトンまでになる.おー混戦と言われてきた割りには意外と絞られてきたねぇ.
(ちなみにUSGPがキャンセルになって残り63点でもルイスはギリ圏内)

ついでコンストラクターズランキング

PsConstructorsPts
1Red Bull Racing230
2Scuderia Ferrari177
3Vodafone McLaren Mercedes160
4Lotus F1 Team159
5Mercedes AMG Petronas F1 Team105
6Sauber F1 Team80
7Williams F1 Team47
8Sahara Force India F1 Team46

今回はなんといってもザウバーが大量スコアしたからね.少しメルセデスに詰め寄れてるしノーポイントだったウィリアムズとの差は開いた.
あ,そして一ポイント差だけどマクラーレンがロータスを上回ったのね.
次のハンガロリンクは例年通りならかなり暑いレースになるので,レッドブル・ロータス・ザウバーあたりは上位を狙えるかな?
楽しみだ!

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