2011年7月31日日曜日

青木繁展 at ブリジストン美術館

八丁堀方面でちょっと用事を済ませたあと、ブリジストン美術館に行き青木繁展を見てきた。

かってに破天荒な人物と想像していたのですが、展示されている初期の頃の作品はそんなイメージのものが多い。
破天荒というかなんというか、画業に対する「餓え」をそのまま作品の上で表しているような感じ?
その代表的な絵が「海の幸」のなのかな…。
海の幸の中で一人だけ、日焼けもせず視線をこちらに向けた人物がいたのにはちょっと違和感を覚えた。
そういう複雑な感情を喚起させることが狙いだったんだろうけど。
(つーか、顔だけ女性だしね)


わだつみのいろこの宮」は「餓え」が直接に表現されるような荒々しさは感じられなかったけど、独特の世界観があってとっても魅力的な作品。この絵、好き。


その他にも「黄泉比良坂」とか素敵な作品が多く展示されてます。

特に、海を描いている絵はじっと見ていると波が唸り始めてくるような錯覚を覚えるような迫力があった。

そして、グッズはいつもどおり図録とポストカードとクリアファイル。
あッΣ(゚Д゚)「黄泉比良坂」のポストカード買い忘れたorz

と、とにかく行ってみて損はないよ。

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