2011年9月1日木曜日

2011年 Rd12 ベルギーGP


サマーブレイク明けのベルギーGPの感想をかいてみよう.

まずはトップ争いのチャートから.

ベッテルはSCに助けられた感があるかな.
序盤はブリスターの出たタイヤが不安でさっさとタイヤ交換した分のロスタイムが帳消しになったし,SC中にドカンと熱入れをしなくて済んだおかげなのか第3スティントのペースが終始アロンソを上回っていたしね.
まぁアロンソがSC中にタイヤ交換しなかったのでその分タイヤが辛かったかもしれないけど.
特筆すべきはバトンかな.SC明けにどんどんペースが上がっているもんね.確かバトンはプライムスタートだったから,この時はオプションを履いていたんじゃなかったかな.それなのにいいペースで走っていて,限界キタ━(゚∀゚)━!ってところでタイヤ交換できているもんね.
最終スティントも,路面が少しは良くなっていたとはいえオプションタイヤで長く走っているもんね.
サマーブレイク明けも好調さをキープってかんじだな.

次は,ロズベルグVSMシューマッハ


シューミは最後尾スタートだったんだけど,ばんばんタイヤを使ってSCに助けられてあっという間に,スタートダッシュでトップにたったニコの後ろに来てる.予選の不運といってこいでラッキーなSC登場だったかな.
ラッキーはさらに続いて,ニコにガス欠不安が発生してペースが上げられない状態でついにオーバーテイク.
20周年記念レースを気分よくフィニッシュできたんじゃないかな.

次は本人も見てるこっちも不完全燃焼だった可夢偉



ザウバーはS1(ケメルストレートエンド)では1-2の記録なのにセクタ2(スタブロー)とスタートフィニッシュラインの通過速度はむしろ遅い方.
つまり,加速がめっちゃ悪いセッティング.っていうかもう開発止まっちゃったのかな?
レースストラテジもハンガリィGP同様,あれれ?なピット戦略.
接触したんだから,さっさとあの時点でピットに戻っても良かったよね.
ツイッタでは「早くピットに呼び戻せよ」とデジャヴなツイートをたくさん見かけたwww
無線のトラブルだったらしいけど,そういった要素一つ一つ潰して,鈴鹿までに何とか立てなおしてくださいよ.

そしてチャンピオンシップ.
ポイントスタンディングは以下の通り.
VET 259
WEB 167
ALO 157
BUT 149
HAM 146
MAS 74

このレース前まではニックはぎりぎりチャンス有りだったんだけど,脱落,っていうかまさかシート剥奪とはね.

残り7戦なのでフルマークで175ptsを稼ぐことができる.
ってことで,ベッテルとの差が185ptsになっちゃったマッサ,脱落.
そしてウェとベッテルの差が92ptsなので,残り7戦をベッテルが4位以内に入っていればチャンピオン確定.
そんな気はさらさら無いだろうけど.
というか,だんだん鈴鹿でチャンピオン決定の可能性が高くなってきてる.
次のイタリアGP終了後では150pts差が必要なのでチャンピオンは決まらない.
その次のシンガポールGP終了後では125pts差が必要なのであと33ptsが必要.
ウェがイタリア・シンガポールのどっちかでリタイヤしない限り難しい.
鈴鹿では100pts差が必要であと8ptsだからね,このへんかな,と.

お小遣いや時間に融通の聞く人は,今からチケットかってもいいかも.

さて次はヨーロッパラウンドの最終戦,イタリアGPだ.


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