2012年9月4日火曜日

2012 ベルギーGP

今回のレースは,チャートは作っていません.悪しからず.

なんといってもスタート直後の一コーナーの混乱の衝撃が大きく,あとは流れで進んでいってしまったという印象なのであんまり集中してレース推移をみられませんでした.

トップチェッカーのバトンはPPスタートの利を活かしてグロージャン・ミサイルに撃墜されること無く(まぁデブリを踏んでタイヤを傷める危険はあったんだけど,何事もなかった),このレースのライバルが誰になるのかよく見極めながらのレース運びだった.
文句なし,なんじゃないかな.

ベッテルは予選では「スピードが足りなかった」とコメントしていたんだけど,レースではワンストップ作戦を敢行し表彰台登壇.もしかしてタイヤに優しくなった分予選でタイヤを使い切れないとかそういう症状なの?
一コーナーの接触には直接関わらなかったけどデブリをもろに受けていたので,ちょっと心配したんだけど何事もなかった.

ライコネンは無線の内容からちょっとドタバタしているなぁと感じていたんだけど\スパ王/らしく,表彰台登壇.
シャンパンは撒くものじゃなくて飲むものっていう態度だったね(笑)

可夢偉は…不運としか言いようがない.見ていたこっちのほうが悔しくって.
ただスタートに失敗してなけりゃうまく切り抜けられたかもしれないので,そのへんの詰めがちょっと甘いかな,という気がしなくもない(チーム全体としてね).

グロジャンは,一レースの出走禁止って少ない気もするけどね.
スパで言えば,2009年にスタート直後のレ・コームでバトンを巻き添えにスピンしてなかったっけ?今年のモナコもそうだし,開幕戦でも(オープニングラップじゃなかったけど)接触しているし,GP2 のマナーは通用しないっていい加減学習してもらいたいね.
誰かが怪我をしてからじゃ遅いんだよ.

ポイントスタンディングを確認しておこう.
ドライバーズポイント
PsDriverNatPts
1Fernando AlonsoESP164
2Sebastien VettelDEU140
3Mark WebberAUS132
4Kimi RaikkonenFIN131
5Lewis HamiltonGBR117
6Jenson ButtonGBR101
7Nico RosbergDEU77
8Romain GrosjeanFRA76
9Sergio PerezMEX47
10Michael SchumacherDEU35
11Felipe MassaBRA35
12Kamui KobayashiJPN33
13Nico HulkenbergDEU31
14Pastor MaldonadoVEN29
15Paul Di RestaGBR28
16Bruno SennaBRA24
17Jean-Eric VergneFRA8
18Daniel RicciardoAUS4

ポイントリーダーのアロンソがグロジャンに撃墜されたので0点に終わり,ベッテルが一気に24pts差まで詰めた.
(1位-2位)=7pts × 残り8レース= 56pts がタイトル圏内とすると,ルイスは権利消失でランキング4位のライコネンまでが圏内.
(アロンソはルイスがライバルって言ってるけど,レッドブルへの揺さぶりだろう,と思っている)
そしてアイスマンも虎視眈々なんじゃないかな…(キミにとってはシンガポールが最大の鬼門なんだけどね)

コンストラクターズポイント
PsConstructorsPts
1Red Bull Racing272
2Vodafone McLaren Mercedes218
3Lotus F1 Team207
4Scuderia Ferrari199
5Mercedes AMG Petronas F1 Team112
6Sauber F1 Team80
7Sahara Force India F1 Team59
8Williams F1 Team53
9Scuderia Toro Rosso12

ザウバーにとっては大量得点でメルセデスAMGを追い詰めるチャンスだったんだけどね.
ザウバーがノーポイントなのに,ミハエルがポイントスコアして差が広がってしまった.
そしてバトンが優勝したもののルイスは0点だったから,レッドブルがギャップを一ポイント広げたんだね.

次は二週連続の二戦目のイタリアGP
今回,バトン,ベッテルがワンストップで走りきっちゃったので,モンツァでも再現してくる可能性あり,かな.
ザウバー勢も行けると思うんだけどね.
そしてロータスが意外に保たなかったので,モンツァでもそうなるのかな.
さあどうなるヨーロッパ最終戦.


0 件のコメント:

コメントを投稿