2016年9月5日月曜日

アテンザに試乗してきた

八月下旬に発売になった,新型アテンザの試乗をしてきました.
先月試乗したアクセラと同じく(→アクセラ試乗の感想はこちら),G-Vectoringなどが搭載されたモデルです.

ステアリングのスイッチ類はアクセラと同じデザインになっていました.

センターコンソール廻りは電動パーキングブレーキを採用しているので,とてもスッキリした印象です.

メータは三連メータで左から回転数,速度,情報ディスプレイになっていました.
速度メータはアナログ式のメータになっていて良い感じですね.
速度はアクティブドライビングディスプレイにもデジタル(数値)で表示されています.
数値を読み取りたいときにはドライビングディスプレイを,感覚的に読み取りたいときにはメータを,見る感じでいずれにしろ視線を動かさないか,一瞬の視線移動だけでスピードを読みとれるようにしている設計がなされているのでしょうか.

情報ディスプレイには瞬間燃費とトリップA連動の平均燃費が一目で読み取れるような表示方法に変更されていて,バージョンを重ねるごとにブラッシュアップされている印象です.
この瞬間燃費と平均燃費が一目で確認できるデザインは,エコドライヴの目安としてとても役立つと思います.
ボクの愛車にもこれを取り付けて欲しいくらいです.
(今はそのとき欲しい情報に合わせてボタン操作して表示を切り替えているのです)

G-Vectoring搭載車の試乗はアクセラにつづいて二回目ですが,運転者の操作に違和感なくアシストしてくれる感覚は変わりませんでした.
運転が上手くなったようにとはいいませんがスムーズになった感覚になります.
これは体感してみると本当に判りますので,興味があるのならば試乗してみることをお薦めします.

また,今回の試乗車は2.2Dエンジンでしたので「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」が搭載されています.
愛車のアクセラXD(2.2D)と比較すると確かにディーゼル特有の音が抑制され軽やかに聴こえました.
もしディーゼル特有のあの音が原因で選択肢から除外しているならば,聴いてみると印象が変わるかもしれません.

他に走行中に気がついたことといえば,足回りが進化しているのかシャシー剛性の変更なのかわ判りませんが,スピードバンプ舗装の路面を走ったときにあの不快な振動をいなしてくれていました.
(それでもバタバタと音が出ますけれどね.あの舗装は嫌いです)

もう一つ,トランスミッションの制御が進化したからなのかDE精密制御の影響なのかは判りませんが,愛車のアクセラと比較してパドル操作やブレーキ操作による減速でシフトダウンしたときのショックが少なくなっています.
(真っ直に減速しているときにも感じたのでG-Vectoring制御の影響ではなさそうです.あれは主にヨーの制御だと思うので)

いずれも不快な挙動が抑えられているので乗心地に向上に一役買っていることでしょう.

総じてメーカがフラッグシップとして位置付けている車種に相応わしい造りになっていると感じました.

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